WSET Level 2 合格への勉強法|出題範囲・テイスティング対策・おすすめ教材
監修:ワイン教室編集部(WSET Level 3受講中)
WSET Level 2とは?出題範囲と合格基準
WSET Level 2は「ワインの中級レベル」に位置づけられる資格です。世界の主要ワイン産地と品種を体系的に学び、テイスティング能力を高めるコースです。
試験形式
- マークシート50問(多肢選択式)
- 合格ライン:55%(28問正解)
- 試験時間:60分
出題範囲
- ワインの製造方法(ぶどう栽培・醸造)
- 世界の主要品種(約20品種)
- 主要ワイン産地(フランス、イタリア、スペイン、ドイツ、新世界各国)
- スパークリングワイン、甘口ワイン、酒精強化ワイン
- テイスティング(SAT手法)
合格率は約80%と言われており、しっかり勉強すれば十分合格できるレベルです。WSETの全レベル解説も参考にしてください。
合格までの学習スケジュール(2ヶ月プラン)
Level 2の学習時間目安は28時間以上。スクールの授業(3〜5日間)+自習で2ヶ月が標準的なスケジュールです。
1ヶ月目:知識のインプット
2ヶ月目:アウトプットとテイスティング
- 模擬問題を繰り返し解く(公式テキスト巻末の練習問題)
- 週2〜3回のテイスティング練習(SATシートに記入)
- 間違えた問題を公式テキストで確認し、苦手分野を潰す
試験直前(1週間前)
- 各品種の主要産地を地図とセットで最終確認
- スパークリング・甘口・酒精強化ワインの基礎を再チェック
- 体調管理(テイスティング試験があるため風邪に注意)
Level 2で覚えるべき主要品種と産地
Level 2では約20の品種を学びます。特に重要な品種と産地をまとめました。
白ワイン品種
- シャルドネ: ブルゴーニュ(シャブリ、ムルソー)、カリフォルニア、オーストラリア
- ソーヴィニヨン・ブラン: ロワール(サンセール)、マールボロ(NZ)、ボルドー
- リースリング: アルザス、ドイツ(モーゼル、ラインガウ)、オーストラリア(クレアヴァレー)
- ピノ・グリ/ピノ・グリージョ: アルザス、イタリア北部
赤ワイン品種
- カベルネ・ソーヴィニヨン: ボルドー、ナパ・ヴァレー、チリ
- メルロー: ボルドー右岸(ポムロール、サンテミリオン)、チリ
- ピノ・ノワール: ブルゴーニュ、ニュージーランド、オレゴン
- シラー/シラーズ: ローヌ北部、バロッサ・ヴァレー(豪)
- テンプラニーリョ: リオハ、リベラ・デル・ドゥエロ
- サンジョヴェーゼ: キャンティ、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ
- ネッビオーロ: バローロ、バルバレスコ
品種と産地をセットで覚えるのがコツです。フラッシュカードを作ると効率的。
テイスティング対策|SAT実践のポイント
Level 2のテイスティングは合否に直接影響はしませんが、SATの実践力はマークシート問題にも活きてきます。
練習のポイント
- まずは主要品種を飲む: シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、カベルネ・ソーヴィニヨン、ピノ・ノワールの4品種は必須
- SATシートに必ず記入: 「何となく飲む」のではなく、毎回体系的に評価する。SAT手法の詳しい解説も参照
- 比較テイスティング: 同じ品種の違う産地、同じ産地の違う品種を比べる
- 飲み比べセットを活用: 通販で品種別の飲み比べセットを購入すると効率的
自宅テイスティングの予算目安
- 月4本(週1テイスティング)× 1,500円 = 月6,000円程度
- 友人と割り勘すればさらにコストを抑えられる
まとめ|Level 2はワインの世界を広げる第一歩
WSET Level 2の合格ポイントをまとめます。
- 合格率約80%。公式テキストをしっかり読めば十分合格できる
- 品種×産地の組み合わせを覚えることが最重要
- テイスティング練習はSATシートに記録しながら
- 2ヶ月の計画的な学習で無理なく合格できる
- フランスとイタリアの産地は重点的に
Level 2を取得すると、ワインショップやレストランでの選び方が劇的に変わります。「あの品種がこの産地で造られている理由」がわかるようになり、ワインの楽しみが何倍にも広がります。
WSET資格の全体像やワインスクール比較もあわせてチェックしてみてください。
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